JR東京総合病院診療棟新築 ( 病院 )
建築物環境計画書 作成時期 | 完了 | ||||||||
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特定建築物の名称 | JR東京総合病院診療棟新築 | ||||||||
特定建築物の所在地 | 東京都渋谷区代々木2丁目1番1号 1番17号 | ||||||||
特定建築主 | 氏名 | 東日本旅局鉄道株式会社 代表取締役社長 大塚 陸毅 | |||||||
住所 |
〒151-0053 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号 | ||||||||
設計者 | 氏名 | (株)ジャイアール東日本建築設計事務所 野瀬秀隆 | |||||||
住所 |
〒151-0053 東京都渋谷区代々木二丁目2番6号 | ||||||||
施工者 | 氏名 | JR東京総合病院診療棟新築工事 鹿島・鉄建・大成建設共同企業体 鹿島建設株式会社東京建築支店支店長大神 清 | |||||||
住所 |
〒107-0051 東京都港区元赤坂1-3-8赤坂DKビル | ||||||||
新築・増築の区別 | 増築 | 工事期間(予定) |
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敷地面積 | 16,633.20 ㎡ | 建築面積 | 3,313.51 ㎡ | 延べ面積 | 19,418.98 ㎡ | ||||
用途別床面積 | 住宅 | 0.00 ㎡ | 集会所等 | 0.00 ㎡ | |||||
ホテル等 | 0.00 ㎡ | 工場等(駐車場を含む) | 0.00 ㎡ | ||||||
病院等 | 19,418.98 ㎡ | その他() | 0 ㎡ | ||||||
百貨店等 | 0.00 ㎡ | () | 0.00 ㎡ | ||||||
事務所等 | 0.00 ㎡ | () | 0.00 ㎡ | ||||||
学校等 | 0.00 ㎡ | () | 0.00 ㎡ | ||||||
飲食店等 | 0.00 ㎡ | () | 0.00 ㎡ | ||||||
建築物の高さ | 32.85m(軒高) (41.35m(最高高さ)) | 階数 | 地上9階 地下2階 | ||||||
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
1.外壁及び屋根面には徹底した断熱を行った。 |
2.冷水と蒸気を地域冷暖房から採り入れ、熱源の効率化を図った。 |
3.将来にわたり末永く建物を使用できるよう、免震構造の採用や、ゆとりある階高の確保、中間階への空調機械室の集約するなど、維持管理が |
行い易く、フレキシビリティーに富む施工を行った。 |
4.外構では、積極的な雨水排水の抑制や緑化を行い、環境への配慮に努めた。 |
棒グラフによる環境配慮の措置の評価
取組状況の評価 (評点/最高点) 2/2
建築物の形状及び配置に係る事項 | 南西部に長方形の高層部(9階)、北東部にほぼ正方形の低層部(4階)。 西側角部にAD、PS、ELV、階段室など、コア部分を集約により熱負荷の低減を図った。 | |
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外壁及び屋根の断熱に係る事項 | 外壁 | 外壁には断熱材 現場発泡ウレタンフォーム厚15mm吹付け |
屋根 | 高層部屋根:屋上緑化の土壌厚、ウッドパネルによる断熱、押出し発泡ポリスチレン 厚25mmによる断熱、 機械室置場にはグラスウール厚25による内断熱 低層部屋根:屋上緑化の土壌厚による断熱、 押出し発泡ポリスチレン厚25mmによる断熱 | |
窓部の断熱に係る事項 | ガラス厚10mm以上 | |
窓部の日射遮へいに係る事項 | 東側サッシにアルミルーバーを設置 | |
その他の事項 | 概要 | 特に無し |
詳細 | ||
主たる外壁の仕様 | 位置及び方位 | 東側:磁器質タイル、ガラスカーテンウォール 西側:磁器質タイル、ガラスカーテンウォール 南側:磁器質タイル、アルミパネル 北側:アルミパネル |
断熱材 | 現場発泡ウレタンフォーム厚吹付け | |
厚さ | 15.00 mm | |
熱貫流率 | 1.00 W/㎡・年 | |
屋根の仕様 | 断熱材 | 押出し発泡ポリスチレン |
厚さ | 25.00 mm | |
熱貫流率 | 0.87 W/㎡・年 | |
窓部の仕様 | 窓面積の外壁面積比 | 17.60 % |
ガラスの種類 | フロートガラス t=10mm、t=12mm | |
ブラインドの有無 | 有 | |
開口部の日射遮へい係数 | 0.53 | |
PALの値 | 248.50 MJ/㎡・年 | |
PALの基準値 | 340.00 MJ/㎡・年 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/2
自然採光を利用したシステムに係る事項 | 低層部アトリウムの待合スペースにトップライトを設置した。 | |
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風を利用したシステムに係る事項 | 特に無し | |
パッシブソーラーシステムの利用に係る事項 | 特に無し | |
地中熱の利用に係る事項 | 特に無し | |
その他の事項 | 特に無し | |
再生可能エネルギーの利用に伴う年間一次エネルギー消費量の低減量 | エネルギー種別 | 無し |
低減量 | 0.00 MJ/年 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/2
太陽光発電設備に係る事項 | 利用の有無 | 無 |
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利用形態 | ||
太陽光発電による容量 | 0.00 kW | |
設置面積 | 0.00 ㎡ | |
太陽熱を利用したシステムに係る事項 | 利用の有無 | 無 |
利用形態 | ||
太陽熱利用による容量 | 0.00 kW | |
設置面積 | 0.00 ㎡ | |
その他の事項 | ||
その他の再生可能エネルギー利用の仕様及び容量等 | 無し | |
年間再生可能エネルギー利用量 | 0.00 MJ/年 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/2
設備の概要 | ![]() | |||
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![]() | 冷水及び蒸気を地域冷暖房より取り入れ | |||
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機器の選定 | 地域冷暖房による熱源のため、本体には特に無し。 エネルギーの利用方法としては、冷水により冷房、蒸気を熱交換による温水により暖房。 | |||
設備機器のシステムの構築に係る事項 | 変流量方式、大温度差方式による送水システム | |||
地域冷暖房の冷水により冷房、蒸気を熱交換による温水により暖房を行う。 | ||||
冷熱源の容量(kW) | 895.13 kW | |||
冷熱源の容量(kW/㎡) | 0.0680 kW/㎡ | |||
温熱源の容量(kW) | 1,096.30 kW | |||
温熱源の容量(kW/㎡) | 0.0840 kW/㎡ | |||
熱源機器の構成 | 熱交換器 | |||
コージェネレーションシステム(導入している場合) | 形式 | 特に無し | ||
排熱利用の有無 | 無 | |||
利用先 | 特に無し | |||
発電容量 | 容量 | 0.00 kW | ||
台数 | 0.00 台 | |||
発電効率 | 0.00 % | |||
発電割合(発電容量/契約電力量) | 0.00 % | |||
排熱利用率 | 0.00 % | |||
総合効率 | 0.00 % | |||
蓄熱槽(導入している場合) | 形式 | 特に無し | ||
蓄熱槽設置場所 | 特に無し | |||
蓄熱容量 | 0.00 ![]() | |||
蓄熱量 | 0.00 MJ | |||
ピーク負荷日の夜間移行率 | 0.00 % | |||
その他の事項 | 概要 | 特に無し | ||
詳細 | 特に無し |
設備の概要 | インテリアゾーン | 外調機+ファンコイルユニット |
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ペリメータゾーン | 外調機+ファンコイルユニット | |
空気調和負荷の低減に係る事項 | 全熱交換器を設置(外来エリア、手術室) エントランスホールの吹抜けは、1階部分限定の居住区域空調を採用 外気冷房(施設内全域) | |
送風のための動力の低減に係る事項 | 特に無し | |
その他の事項 | 特に無し | |
年間空調消費エネルギー量 | 23,386,000.00 MJ/年 | |
年間空調仮想空調負荷 | 9,559,000.00 MJ/年 | |
空調負荷基準値 | 2.50 |
設備機器のシステムの構築に係る事項 | |
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制御のシステムの構築に係る事項 | |
その他の事項 | |
年間換気消費エネルギー量 | 4,687,486.00 MJ/年 |
年間仮想換気消費エネルギー量 | 5,005,429.00 MJ/年 |
換気消費エネルギー基準値 | 1.00 |
設備機器のシステムの構築に係る事項 | |
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制御のシステムの構築に係る事項 | |
その他の事項 | |
年間照明消費エネルギー量 | 9,823.11 MJ/年 |
年間仮想照明消費エネルギー量 | 12,644.57 MJ/年 |
照明消費エネルギー基準値 | 1.00 |
給湯方式 | 中央方式 |
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給湯温度 | 65.00 ℃ |
設備機器のシステムの構築に係る事項 | 配管:SUS管 GW20mm 貯湯槽 SUS製 GW50mm |
その他の事項 | |
年間給湯消費エネルギー量 | 5,179,460.00 MJ/年 |
年間仮想給湯負荷 | 2,750,410.00 MJ/年 |
給湯消費エネルギー基準値 | 1.90 |
設備の概要 | ロープ式 |
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その他の事項 | 動力のインバーター制御、全自動管理方式 |
年間エレベーター消費エネルギー量 | 0.00 MJ/年 |
年間仮想エレベーター消費エネルギー量 | 0.00 MJ/年 |
エレベータ消費エネルギー基準値 | 0.00 |
採用した手法 | 特に無し |
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容量・効果等 |
設備システム全体のエネルギー利用の低減率(ERR) | 2.81 % |
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エネルギーの使用の合理化に関する性能の目標値(ERR) | % |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/2
電気、ガス及び冷温熱のエネルギーの量並びに給水量の計量設備の系統別の設置に係る事項 | 概要 | エネルギー消費分析が可能なように系統別に計量を行う。(空調機) |
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詳細 | ||
BEMSの導入に係る事項 | 概要 | 特に無し |
詳細 | 特に無し | |
その他の運用上の事項 | 概要 | 特に無し |
詳細 | 特に無し |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1
地域冷暖房区域の指定の有無 | 有 | |
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地域冷暖房の熱の受入れの有無 | 有 | |
その他のエネルギーの効率的利用を行うシステム | ||
地域冷暖房区域の名称 | 新宿南口西地区 | |
契約容量 | 蒸気 | 6,667.00 kW |
温水 | 0.00 kW | |
冷水 | 4,722.00 kW |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1
再生骨材等を利用したコンクリート等の使用の有無 | 無 |
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種類 | ![]() |
![]() | |
利用部位 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1
混合セメント等の利用の有無 | 有 |
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種別 | ![]() |
![]() | |
![]() | |
![]() | |
![]() | |
利用部位 | 地下躯体(免震擁壁・建物地下部分)、地中梁・地下外壁・耐圧盤 |
取組状況の評価 (評点/最高点)
リサイクル鋼材の利用の有無 | 無 |
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構造材料への利用の程度 | ![]() |
![]() | |
利用部位 |
エコマテリアル利用 | 概要 | 空間環境に配慮し、建材・塗装等はホルムアルデヒトの発生を抑制するF-☆☆☆☆を採用した。 |
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詳細 | ||
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1
主として使用する断熱材の種類 | 現場発泡ウレタンフォーム(外壁) 押出し発泡ポリスチレン(屋根) | |
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発泡剤を利用している断熱材の有無 | 有 | |
発泡剤の種類 | ![]() | |
![]() | ||
HFC-245fa | ||
オゾン層破壊係数 | 0.000 | |
地球温暖化係数 | 950 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1
採用した空気調和設備の冷媒の種類1 | 種類 | R410A |
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利用場所 | 電算室、CPU室 | |
量 | 66.06 kg | |
オゾン層破壊係数 | 0.000 | |
地球温暖化係数 | 1,980 | |
採用した空気調和設備の冷媒の種類2 | 種類 | HCFCー123 |
利用場所 | 全館(ターボ冷凍機) | |
量 | 340.00 kg | |
オゾン層破壊係数 | 0.020 | |
地球温暖化係数 | 120 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 2/1
維持管理の容易性に係る事項 | 概要 | 配管の集約、空調機械室、及び屋上機械置場に設備機器を集約 空調機器へのメンテナンス廊下、機器周辺部にメンテナンススペースを確保 |
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詳細 | ||
5階を全て空調機械室として集約し、維持管理を容易としている。 | ||
地下3階の主機械室には、設備機器更新を容易とするマシンハッチやルートを確保した機器レイアウトを行っている。 | ||
更新、改修、用途の変更への対応に係る事項 | 概要 | 将来の改修を考慮してゆとりある階高(3.8m)天井高(2.5m)を確保 |
検査室などにはスチールパーテションを採用 | ||
階高(基準階部分) | 3.80 m | |
天井高(基準階部分) | 2.50 m | |
OAフロア高(基準階部分) | 0.00 cm | |
設計荷重(基準階部分) | 300.00 N/㎡ |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1
水セメント比に係る事項 | 55 %以下 | |
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かぶり厚さに係る事項 | 概要 | 底版・基礎梁・免震部材受け基礎は70mm、 建物柱及び梁筋は50mmを確保した。 |
詳細 | ||
躯体の保護に係る事項 | 概要 | コンクリート外壁部分は、磁器タイル、金属パネルにより外壁を保護 |
免震構造を採用 | ||
詳細 | コンクリート外壁部分は、磁器タイル・パネルにより外壁を保護 | |
免震構造を採用し、地震時の躯体の損傷を低減 | ||
鉄筋コンクリート造及び鉄骨鉄筋コンクリート造以外の構造における躯体の耐久性の向上に係る事項 | 概要 | 該当しない |
詳細 | 該当しない |
取組状況の評価 (評点/最高点)
構造材の再使用及び再生利用に係る事項 | 概要 | 該当しない |
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詳細 | 該当しない | |
内装材及び外装材の再使用又は再生利用に係る事項 | 概要 | 該当しない |
詳細 | 該当しない |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1
雑用水の利用の有無 | 無 | |
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雑用水の利用方式 | ![]() | |
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![]() | ||
![]() | ||
![]() | ||
広域循環方式による再生水の供給区域の内外 | 外 | |
再生水の供給エリア名 | ||
原水種別(個別循環方式、地区循環方式又は雨水利用方式の場合) | ![]() | |
![]() | ||
![]() | ||
![]() | ||
![]() | ||
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利用先 | ![]() | |
![]() | ||
![]() | ||
![]() | ||
個別循環方式、地区循環方式、雨水利用方式の場合 | 処理方式 | 無し |
計画水量 | 0.00 ![]() | |
雨水利用の場合 | 貯留槽(沈砂槽を含む。)容量 | 0.00 ![]() |
集水面積 | 0.00 ㎡ |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1
敷地の状況 | 敷地はほぼ平坦、地質は関東ローム・粘土層、地下水位はGL-16m |
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雨水浸透の方法 | ![]() |
![]() | |
![]() | |
![]() | |
![]() | |
雨水貯留槽 354.7?設置 | |
雨水浸透量 | 132.30 ![]() |
雨水浸透の能力 | 9.90 mm/時 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/
東京における自然の保護と回復に関する条例 | ![]() | |
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![]() | ||
![]() | ||
地上部における樹木の植栽等に係る事項 | ヒラドツツジ・アベリアの低木、カンツバキの植栽 渋谷区みどりの確保条例による | |
地上部の樹木の植栽等のなされた部分の面積(A) | 235.00 ㎡ | |
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(B) | 185.91 ㎡ | |
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準に対する割合(A/B) | 127.00 % |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1
建築物上における樹木、芝、草花等の植栽に係る事項 | メキシコマンネングサ、タイトゴメ等を植栽 渋谷区みどりの確保条例による |
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建築物上の樹木、芝、草花等の植栽のなされた部分の面積(C) | 491.20 ㎡ |
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(D) | 476.05 ㎡ |
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準に対する割合(C/D) | 103.00 % |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1
建築物上における樹木の植栽に係る事項 | 植栽の有無 | 無 |
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概 要 | ヒラドツツジ・アベリヤの低木を植栽 | |
建築物上の樹木の植栽のなされた部分の面積(E) | 194.00 ㎡ | |
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(F) | 95.21 ㎡ | |
東京都建築物環境配慮指針別表第一の基準に対する割合(E/F) | 203.70 % |
動植物の生息・生育環境への配慮 | 概要 | 特に無し |
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詳細 | ||
地上部及び建築物の被覆への配慮 | 概要 | 屋上緑化部分は植生、土壌厚による熱負荷低減を行う。 |
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詳細 | 屋上緑化部分は植生、土壌厚による熱負荷低減を行う。 | |
- (問合せ先)
- 東京都環境局 都市地球環境部 環境都市づくり課 建築物係
- 〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1 第二本庁舎8階
- TEL:03-5388-3536 FAX:03-5388-1380
- メールによる問い合わせは↓
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