住友不動産三田ツインビル西館 ( 事務所 )
建築物環境計画書 作成時期 | 完了 | ||||||||
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特定建築物の名称 | 住友不動産三田ツインビル西館 | ||||||||
特定建築物の所在地 | 東京都港区三田三丁目5-27 | ||||||||
特定建築主 | 氏名 | エスエフ三田開発特定目的会社 取締役 三浦昭彦 | |||||||
住所 |
〒160-0023 東京都新宿区西新宿一丁目23番3号 廣和ビル9階 | ||||||||
設計者 | 氏名 | 株式会社日建設計 | |||||||
住所 |
〒102-8117 東京都千代田区飯田橋2-18-3 | ||||||||
施工者 | 氏名 | 株式会社大林組東京本社 | |||||||
住所 |
〒108-8052 東京都港区港南2-15-2 | ||||||||
新築・増築の区別 | 新築 | 工事期間(予定) |
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敷地面積 | 15,531.42 ㎡ | 建築面積 | 5,075.83 ㎡ | 延べ面積 | 98,338.13 ㎡ | ||||
用途別床面積 | 住宅 | 24,585.03 ㎡ | 集会所等 | 0.00 ㎡ | |||||
ホテル等 | 0.00 ㎡ | 工場等(駐車場を含む) | 8,214.75 ㎡ | ||||||
病院等 | 0.00 ㎡ | その他() | 0 ㎡ | ||||||
百貨店等 | 198.31 ㎡ | () | 0.00 ㎡ | ||||||
事務所等 | 65,340.04 ㎡ | () | 0.00 ㎡ | ||||||
学校等 | 0.00 ㎡ | () | 0.00 ㎡ | ||||||
飲食店等 | 0.00 ㎡ | () | 0.00 ㎡ | ||||||
建築物の高さ | 最高高さ 179.30m | 階数 | 地上43階、地下2階 | ||||||
構造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
計画地の崖を敷地内の発生廃材を減らすため掘削土を利用した盛土を形成し、その盛土により緩斜面とし、植栽を施すことに |
よって崖地の緑の再生を図った。 |
建物を計画地の国道側によせて北側に空地をとり、高層部の幅を絞ることによって、周囲への日影の影響を最小限とした。 |
高層事務室の窓面は基本的に日射負荷の小さい東南・北西とすると共に、外装に用いるガラスは熱線反射ガラス等とし、日射に |
よる熱負荷低減に努めた。 |
構造体は大地震と共に風揺れ等に対する居住性確保のため制震構造を採用し、全体システムとして建物の長寿命化を図った。 |
空調設備は負荷に応じた個別制御が可能な個別パッケージを採用することにより維持管理機器更新の容易さと共に省エネルギー化 |
を図った。 |
棒グラフによる環境配慮の措置の評価
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/2
建築物の形状及び配置に係る事項 | 真北から約30°振れた長方形の平面を持ち、低層部分は南側に伸び、高層部分は北側に配置。高層部:西側にコアを設けることで、日射負荷の低減を図った。低層部:傾斜地により西側からの負荷は元々少ない。 | |
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外壁及び屋根の断熱に係る事項 | 外壁 | 吹付硬質ウレタンフォーム(現場発泡) 厚20mm + PCa板 厚180mm |
屋根 | 外断熱:押出法ポリスチレンフォーム3種b 厚50mm + 押えコンクリート100mm + スラブ140mm | |
窓部の断熱に係る事項 | 合わせガラス又はガラス厚12mm以上、ガラスは主に熱線反射ガラスを用いている。サッシ取付部廻りには断熱材吹付。簡易エアフロー(ブラインドの内側)の設置。 | |
窓部の日射遮へいに係る事項 | 内部ブラインドの設置(事務所部分には全面)。コア西側(設備バルコニー外側)にアルミルーバーを設置。 | |
その他の事項 | 概要 | 敷地西側にある傾斜地を低層部の日射による熱負荷の軽減に最大限利用した。 |
詳細 | ||
主たる外壁の仕様 | 位置及び方位 | 四方 |
断熱材 | 硬質ウレタンフォーム(現場発泡) | |
厚さ | 20.00 mm | |
熱貫流率 | 0.80 W/㎡・年 | |
屋根の仕様 | 断熱材 | 押出法ポリスチレンフォーム3種b |
厚さ | 50.00 mm | |
熱貫流率 | 0.53 W/㎡・年 | |
窓部の仕様 | 窓面積の外壁面積比 | 50.50 % |
ガラスの種類 | 熱線反射ガラス | |
ブラインドの有無 | 有 | |
開口部の日射遮へい係数 | 0.52 | |
PALの値 | 266.90 MJ/㎡・年 | |
PALの基準値 | 300.00 MJ/㎡・年 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/2
自然採光を利用したシステムに係る事項 | 特になし | |
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風を利用したシステムに係る事項 | 手動スリットの開閉で自然換気による、各階レベル(事務室内)での通風を図った。 | |
パッシブソーラーシステムの利用に係る事項 | 特になし | |
地中熱の利用に係る事項 | 特になし | |
その他の事項 | 特になし | |
再生可能エネルギーの利用に伴う年間一次エネルギー消費量の低減量 | エネルギー種別 | - |
低減量 | 0.00 MJ/年 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/2
太陽光発電設備に係る事項 | 利用の有無 | 無 |
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利用形態 | ||
太陽光発電による容量 | 0.00 kW | |
設置面積 | 0.00 ㎡ | |
太陽熱を利用したシステムに係る事項 | 利用の有無 | 無 |
利用形態 | ||
太陽熱利用による容量 | 0.00 kW | |
設置面積 | 0.00 ㎡ | |
その他の事項 | 特になし | |
その他の再生可能エネルギー利用の仕様及び容量等 | - | |
年間再生可能エネルギー利用量 | 0.00 MJ/年 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/2
設備の概要 | ![]() | |||
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機器の選定 | 電動ヒートポンプパッケージエアコン(マルチ)(専用部は、冷暖兼用型) | |||
設備機器のシステムの構築に係る事項 | 特になし | |||
冷熱源の容量(kW) | 5,491.50 kW | |||
冷熱源の容量(kW/㎡) | 0.0840 kW/㎡ | |||
温熱源の容量(kW) | 5,491.50 kW | |||
温熱源の容量(kW/㎡) | 0.0840 kW/㎡ | |||
熱源機器の構成 | 電動ヒートポンプパッケージエアコン(マルチ)(専用部は、冷暖兼用型) | |||
コージェネレーションシステム(導入している場合) | 形式 | 特になし | ||
排熱利用の有無 | 無 | |||
利用先 | 特になし | |||
発電容量 | 容量 | 0.00 kW | ||
台数 | 0.00 台 | |||
発電効率 | 0.00 % | |||
発電割合(発電容量/契約電力量) | 0.00 % | |||
排熱利用率 | 0.00 % | |||
総合効率 | 0.00 % | |||
蓄熱槽(導入している場合) | 形式 | 特になし | ||
蓄熱槽設置場所 | ||||
蓄熱容量 | 0.00 ![]() | |||
蓄熱量 | 0.00 MJ | |||
ピーク負荷日の夜間移行率 | 0.00 % | |||
その他の事項 | 概要 | 特になし | ||
詳細 |
設備の概要 | インテリアゾーン | 天井埋込ダクト型室内機 |
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ペリメータゾーン | 天井埋込ダクト型室内機 | |
空気調和負荷の低減に係る事項 | 最小外気量固定+全熱交換機付外気処理室内機 | |
送風のための動力の低減に係る事項 | 特になし | |
その他の事項 | 特になし | |
年間空調消費エネルギー量 | 51,478,917.00 MJ/年 | |
年間空調仮想空調負荷 | 34,588,301.00 MJ/年 | |
空調負荷基準値 | 1.50 |
設備機器のシステムの構築に係る事項 | 地下駐車場部はデリベントファンによるダクトレスシステム |
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制御のシステムの構築に係る事項 | 電気室、EV機械室等の機械室は、温度センサーによる発停 |
その他の事項 | 特になし |
年間換気消費エネルギー量 | 12,782,806.00 MJ/年 |
年間仮想換気消費エネルギー量 | 14,676,991.00 MJ/年 |
換気消費エネルギー基準値 | 1.00 |
設備機器のシステムの構築に係る事項 | 事務室部には高効率型蛍光灯を使用。 |
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制御のシステムの構築に係る事項 | 共用部(廊下、EVホール)照明のタイムスケジュール制御 |
その他の事項 | 特になし |
年間照明消費エネルギー量 | 27,970,911.00 MJ/年 |
年間仮想照明消費エネルギー量 | 35,034,205.00 MJ/年 |
照明消費エネルギー基準値 | 1.00 |
給湯方式 | 個別方式(湯沸室用、トイレ手洗用) |
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給湯温度 | 90.00 ℃ |
設備機器のシステムの構築に係る事項 | 銅管+グラスウール保温巻き20mm程度(適用配管径は20A程度) |
その他の事項 | ウィークリータイマー制御(土・日はOFF)が可能。 |
年間給湯消費エネルギー量 | 0.00 MJ/年 |
年間仮想給湯負荷 | 0.00 MJ/年 |
給湯消費エネルギー基準値 | 0.00 |
設備の概要 | ロープ式 |
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その他の事項 | 動力(モーター)のインバーター制御。群管理による最適運転制御。 |
年間エレベーター消費エネルギー量 | 3,294,302.00 MJ/年 |
年間仮想エレベーター消費エネルギー量 | 5,845,689.00 MJ/年 |
エレベータ消費エネルギー基準値 | 1.00 |
採用した手法 | 特になし |
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容量・効果等 |
設備システム全体のエネルギー利用の低減率(ERR) | 10.48 % |
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エネルギーの使用の合理化に関する性能の目標値(ERR) | % |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/2
電気、ガス及び冷温熱のエネルギーの量並びに給水量の計量設備の系統別の設置に係る事項 | 概要 | 電気、空調はテナントブロック毎の計量。給水は系統毎に計量。ガスはテナント毎の計量。 |
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詳細 | ||
BEMSの導入に係る事項 | 概要 | 専用部の電気、空調はテナントブロック毎に、中央監視装置にてデマンド計量可能。 |
詳細 | ||
その他の運用上の事項 | 概要 | 特になし |
詳細 |
取組状況の評価 (評点/最高点)
地域冷暖房区域の指定の有無 | 無 | |
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地域冷暖房の熱の受入れの有無 | 無 | |
その他のエネルギーの効率的利用を行うシステム | ||
地域冷暖房区域の名称 | ||
契約容量 | 蒸気 | 0.00 kW |
温水 | 0.00 kW | |
冷水 | 0.00 kW |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1
再生骨材等を利用したコンクリート等の使用の有無 | 有 |
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種類 | ![]() |
![]() | |
利用部位 | コンクリート部分全般 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1
混合セメント等の利用の有無 | 無 |
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種別 | ![]() |
![]() | |
![]() | |
![]() | |
![]() | |
利用部位 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1
リサイクル鋼材の利用の有無 | 無 |
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構造材料への利用の程度 | ![]() |
![]() | |
利用部位 |
エコマテリアル利用 | 概要 | 接着剤(ノンホルム製品)の採用。 |
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室内に使用する建材関連は、基本的にはF4ッ星指定とする。一部F3ッ星。 | ||
詳細 | ||
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1
主として使用する断熱材の種類 | 吹付硬質ウレタンフォーム(現場発泡)、押出法ポリスチレンフォーム | |
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発泡剤を利用している断熱材の有無 | 有 | |
発泡剤の種類 | ![]() | |
HFC-245fa,HFC365mfc | ||
![]() | ||
HFC-245fa,HFC365mfc | ||
オゾン層破壊係数 | 0.000 | |
地球温暖化係数 | 950 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1
採用した空気調和設備の冷媒の種類1 | 種類 | R410A(HFC) |
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利用場所 | 事務室・共用部(電動ヒートポンプパッケージエアコン) | |
量 | 0.00 kg | |
オゾン層破壊係数 | 0.000 | |
地球温暖化係数 | 1,980 | |
採用した空気調和設備の冷媒の種類2 | 種類 | |
利用場所 | ||
量 | 0.00 kg | |
オゾン層破壊係数 | 0.000 | |
地球温暖化係数 | 000 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 2/1
維持管理の容易性に係る事項 | 概要 | PS、DS、EPSの集約化。共用部からのアクセス確保。 設備バルコニーによるメンテナンススペース・予備スペースの確保。 |
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屋上設備プラットフォーム下、配管メンテナンス用高(H=1.3m程度)を確保。軽微な交換において屋上への搬入は非常用EVを使用。大規模な改修の場合はクレーンを仮設し、搬入を行う。 | ||
詳細 | ||
更新、改修、用途の変更への対応に係る事項 | 概要 | 階高:H=4.07m、設計荷重:500kg/m2、OA床高:H=100mm |
3.6m×3.6mのモジュール化 | ||
階高(基準階部分) | 4.07 m | |
天井高(基準階部分) | 2.80 m | |
OAフロア高(基準階部分) | 10.00 cm | |
設計荷重(基準階部分) | 500.00 N/㎡ |
取組状況の評価 (評点/最高点)
水セメント比に係る事項 | 60 %以下 | |
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かぶり厚さに係る事項 | 概要 | 特になし |
詳細 | ||
躯体の保護に係る事項 | 概要 | 特になし |
詳細 | ||
鉄筋コンクリート造及び鉄骨鉄筋コンクリート造以外の構造における躯体の耐久性の向上に係る事項 | 概要 | 鋼板・制震ブレースにより耐震性能・制震性能を高めた。 |
詳細 |
取組状況の評価 (評点/最高点)
構造材の再使用及び再生利用に係る事項 | 概要 | 該当しない |
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詳細 | ||
内装材及び外装材の再使用又は再生利用に係る事項 | 概要 | 該当しない |
詳細 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1
雑用水の利用の有無 | 有 | |
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雑用水の利用方式 | ![]() | |
![]() | ||
![]() | ||
![]() | ||
![]() | ||
広域循環方式による再生水の供給区域の内外 | 外 | |
再生水の供給エリア名 | ||
原水種別(個別循環方式、地区循環方式又は雨水利用方式の場合) | ![]() | |
![]() | ||
![]() | ||
![]() | ||
![]() | ||
![]() | ||
利用先 | ![]() | |
![]() | ||
![]() | ||
![]() | ||
個別循環方式、地区循環方式、雨水利用方式の場合 | 処理方式 | 砂ろ過 |
計画水量 | 228.56 ![]() | |
雨水利用の場合 | 貯留槽(沈砂槽を含む。)容量 | 150.00 ![]() |
集水面積 | 6,800.77 ㎡ |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1
敷地の状況 | 地形:西側に傾斜地、主な敷地内は平坦。地下水位:GL-1.8m~4.7mと場所によって大きく異なる。既存建造物(建物基礎や擁壁基礎等の地下構造物)による影響で水位が均等に分布していないと考えられる。地質:粘性土、砂質土。 |
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雨水浸透の方法 | ![]() |
![]() | |
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雨水流出抑制対策について港区と協議済み。雨水貯留槽467.2?を設置。 | |
雨水浸透量 | 531.77 ![]() |
雨水浸透の能力 | 50.85 mm/時 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/
東京における自然の保護と回復に関する条例 | ![]() | |
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![]() | ||
![]() | ||
地上部における樹木の植栽等に係る事項 | クスノキ、シラカシ、ケヤキ、サザンカ、ベニカナモメチ等を敷地西側の傾斜地はランダムに、またその他の敷地境界沿いに配置。クスノキ(H=10m程度)を東道路側沿いに配置。 | |
地上部の樹木の植栽等のなされた部分の面積(A) | 6,437.03 ㎡ | |
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(B) | 3,015.05 ㎡ | |
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準に対する割合(A/B) | 213.50 % |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1
建築物上における樹木、芝、草花等の植栽に係る事項 | 低層棟屋上にセダム(地被)類による植栽。 |
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建築物上の樹木、芝、草花等の植栽のなされた部分の面積(C) | 275.40 ㎡ |
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(D) | 270.00 ㎡ |
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準に対する割合(C/D) | 102.00 % |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1
建築物上における樹木の植栽に係る事項 | 植栽の有無 | 無 |
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概 要 | シラカシ、サツキ、シバザクラ等 | |
建築物上の樹木の植栽のなされた部分の面積(E) | 147.00 ㎡ | |
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(F) | 54.00 ㎡ | |
東京都建築物環境配慮指針別表第一の基準に対する割合(E/F) | 272.22 % |
動植物の生息・生育環境への配慮 | 概要 | 特になし |
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詳細 | ||
地上部及び建築物の被覆への配慮 | 概要 | 低層棟屋根に270m2程度の屋上庭園を設置し、下階への熱負荷を低減 |
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詳細 | ||
- (問合せ先)
- 東京都環境局 都市地球環境部 環境都市づくり課 建築物係
- 〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1 第二本庁舎8階
- TEL:03-5388-3536 FAX:03-5388-1380
- メールによる問い合わせは↓
- building@kankyo.metro.tokyo.jp