若木タワー  ( 学校 )

特定建築物概要

建築物環境計画書 作成時期完了 
特定建築物の名称若木タワー 
特定建築物の所在地渋谷区東4丁目7番5,6、9番、10番 
特定建築主氏名学校法人國學院大学 理事長 宇梶輝良 
住所 〒150-8440
東京都渋谷区東4丁目10番28号 
設計者氏名株式会社日建設計 設計部門代表 櫻井潔 
住所 〒102-8117
東京都千代田区飯田橋2-18-3 
施工者氏名鹿島建設株式会社 東京建築支店 支店長 大神 清 
住所 〒107-8477
東京都港区元赤坂1丁目3番8号 
新築・増築の区別新築 工事期間(予定)
工事着手工事完了
平成16年9月1日 平成18年5月31日 
敷地面積12,623.99 ㎡ 建築面積1,577.64 ㎡ 延べ面積18,202.63 ㎡
用途別床面積住宅0.00 ㎡ 集会所等0.00 ㎡
ホテル等0.00 ㎡ 工場等(駐車場を含む)0.00 ㎡
病院等0.00 ㎡ その他() 0 ㎡
百貨店等0.00 ㎡ () 0.00 ㎡
事務所等0.00 ㎡ () 0.00 ㎡
学校等18,202.63 ㎡ () 0.00 ㎡
飲食店等0.00 ㎡ () 0.00 ㎡
建築物の高さ80.60m 階数地下1階、地上18階 
構造鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造 

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環境への配慮のための措置の概要

1)外気熱負荷の低減   
・東西面のアルミ製庇よる日射のコントロールを効果的に行う計画とした。 
・高層階につれ雛壇上にすることでの屋上緑化による断熱効果を図った。 
2)使用熱負荷の低減 
・Hf蛍光ランプを採用し、照明負荷の低減を図った。 
・変風量方式を採用し室温に対するVAV制御により空調を自動的に制御してきめ細かい省エネルギーを図った。 
3)敷地外構の整備 
・雨水は浸透枡や浸透トレンチなどにより極力敷地内で処理する計画とした。 
・敷地内の既存の樹木(特に神殿周り)はほぼ現状のまま保存し、かつ移植をすることで、できる限りの緑を確保した計画としている。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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棒グラフによる環境配慮の措置の評価

Ⅰ.建築物の熱負荷の低減 建築物の形状・配置 外壁・屋根の断熱窓部の熱負荷の低減 1点
Ⅱ.自然エネルギーの利用自然エネルギーの直接利用1点
自然エネルギーの変換利用0点
Ⅲ.省エネルギーシステム設備システムの省エネルギー2点
最適運用のための計量及びエネルギー管理システム0点
地域における省エネルギー地域冷暖房等適用なし
Ⅵ.エコマテリアル再生骨材等利用0点
混合セメント等利用1点
リサイクル鋼材利用1点
オゾン層の保護等断熱材用発泡剤1点
空気調和設備用冷媒1点
Ⅴ.長寿命化等維持管理、更新、改修、用途の変更等の自由度の確保1点
躯体の劣化対策適用なし
短寿命建築物の建設資材の再使用対策等適用なし
Ⅵ.水循環雑用水利用0点
雨水浸透1点
Ⅶ.緑化地上部における樹木の植栽等に係る事項0点
建築物上における樹木、芝、草花等の植栽に係る事項0点
建築物上における樹木の植栽に係る事項0点

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エネルギー使用の合理化

Ⅰ.建築物の熱負荷の低減

建築物の形状・配置・外壁・屋根の断熱 窓部の熱負荷の低減

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/2

建築物の形状及び配置に係る事項南北面にダブルコアを配した形状で、高層階につれ雛壇状にし、屋上緑化することでの断熱効果 東西面のアルミ製庇よる日射のコントロール 
外壁及び屋根の断熱に係る事項外壁プレキャストコンクリート版(タイル貼り)厚160mm+現場発泡ウレタンフォーム吹きつけ厚15mm PCカーテンウオール
屋根フッ素アルミ厚0.7mm+セメント板厚40mm+硬質ウレタンフォーム厚25mm
窓部の断熱に係る事項高層階:フロートガラスFL12mm 他 低層部:フロートガラスFL10mm 他
窓部の日射遮へいに係る事項東西面内部ブラインドの設置 1~2Fエントランスホールのガラス面セットバック(直達日射を避ける)   
その他の事項概要建物セットバック部の屋上緑化し、軽量土壌による断熱効果を図った。
詳細 
主たる外壁の仕様位置及び方位南北面:プレキャストコンクリート版                    東西面:プレキャストコンクリート版 +フロートガラス                     
断熱材現場発泡ウレタンフォーム 
厚さ15.00 mm
熱貫流率1.39 W/㎡・年
屋根の仕様断熱材硬質ウレタンフォーム 
厚さ25.00 mm
熱貫流率0.50 W/㎡・年
窓部の仕様窓面積の外壁面積比41.00 %
ガラスの種類フロートガラス 
ブラインドの有無 有  
開口部の日射遮へい係数0.45 
PALの値297.90 MJ/㎡・年
PALの基準値340.00 MJ/㎡・年

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Ⅱ.自然エネルギーの利用

自然エネルギーの直接利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/2

自然採光を利用したシステムに係る事項東西面をガラス面とし、サッシ芯より1050mm程突出したアルミ製のライトシェルフにより効率よく適切な日射の取得を行う設計とした。 
風を利用したシステムに係る事項特になし 
 
パッシブソーラーシステムの利用に係る事項特になし 
地中熱の利用に係る事項特になし 
その他の事項特になし 
再生可能エネルギーの利用に伴う年間一次エネルギー消費量の低減量エネルギー種別 
低減量0.00 MJ/年

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自然エネルギーの間接利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/2

太陽光発電設備に係る事項利用の有無 無  
利用形態特になし 
太陽光発電による容量0.00 kW
設置面積0.00 ㎡
太陽熱を利用したシステムに係る事項利用の有無 無  
利用形態特になし 
太陽熱利用による容量0.00 kW
設置面積0.00 ㎡
その他の事項特になし 
その他の再生可能エネルギー利用の仕様及び容量等 
年間再生可能エネルギー利用量0.00 MJ/年

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Ⅲ.省エネルギーシステム

設備システムの省エネルギー

取組状況の評価 (評点/最高点) 2/2

空気調和の熱源側設備

設備の概要チェックあり電気
チェックあり都市ガス 13A 
チェックなし 
チェックなし地域冷暖房  
チェックなしその他
 
機器の選定空冷ヒートポンプ、ガス焚冷温水機 
設備機器のシステムの構築に係る事項熱源の台数制御、ポンプ制御による変流量制御、水蓄熱 
 
冷熱源の容量(kW)1,578.00 kW
冷熱源の容量(kW/㎡)0.0870 kW/㎡
温熱源の容量(kW)1,476.00 kW
温熱源の容量(kW/㎡)0.0810 kW/㎡
熱源機器の構成空冷ヒートポンプ:420kW×2台                       ガス焚冷温水機:738kW×1台 
コージェネレーションシステム(導入している場合)形式 
排熱利用の有無 無  
利用先 
発電容量容量0.00 kW
台数0.00 台
発電効率0.00 %
発電割合(発電容量/契約電力量)0.00 %
排熱利用率0.00 %
総合効率0.00 %
蓄熱槽(導入している場合)形式冷温水蓄熱 
蓄熱槽設置場所二重ピット内水槽 
蓄熱容量750.00 立方メートル
蓄熱量17,494.00 MJ
ピーク負荷日の夜間移行率0.37 %
その他の事項概要特になし 
詳細 

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空気調和の二次側設備

設備の概要インテリアゾーン低層階(事務所階):単一ダクト変風量方式 中高層階(研究室など):外調機+ファンコイルユニット 
ペリメータゾーン全館:床置きファンコイルユニット 
空気調和負荷の低減に係る事項CO2濃度による外気量制御 
送風のための動力の低減に係る事項低層階:変風量方式 
その他の事項特になし 
年間空調消費エネルギー量7,628,100.00 MJ/年
年間空調仮想空調負荷8,356,000.00 MJ/年
空調負荷基準値1.50 

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機械換気設備

設備機器のシステムの構築に係る事項局所換気方式 倉庫、機械室、便所、喫煙室 
制御のシステムの構築に係る事項エレベータ機械室:温度センサーによる換気ファン制御 
その他の事項特になし 
年間換気消費エネルギー量1,305,100.00 MJ/年
年間仮想換気消費エネルギー量2,135,000.00 MJ/年
換気消費エネルギー基準値0.80 

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照明設備

設備機器のシステムの構築に係る事項主たる照明器具としてHf蛍光灯を採用 
制御のシステムの構築に係る事項トイレに人感センサを導入し、消し忘れを防止する。 
その他の事項特になし 
年間照明消費エネルギー量5,710,193.90 MJ/年
年間仮想照明消費エネルギー量9,664,921.40 MJ/年
照明消費エネルギー基準値1.00 

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給湯設備

給湯方式電気湯沸器による個別方式 
給湯温度60.00 ℃
設備機器のシステムの構築に係る事項特になし 
その他の事項特になし 
年間給湯消費エネルギー量0.00 MJ/年
年間仮想給湯負荷0.00 MJ/年
給湯消費エネルギー基準値0.00 

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エレベーター設備

設備の概要ロープ式 
その他の事項運行の群監理(最適化)、インバーター制御 
年間エレベーター消費エネルギー量0.00 MJ/年
年間仮想エレベーター消費エネルギー量0.00 MJ/年
エレベータ消費エネルギー基準値0.00 

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エネルギー利用効率化設備

採用した手法特になし 
容量・効果等 

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全体

設備システム全体のエネルギー利用の低減率(ERR)39.06 %
エネルギーの使用の合理化に関する性能の目標値(ERR) %

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最適運用のための計量及びエネルギー管理システム

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/2

電気、ガス及び冷温熱のエネルギーの量並びに給水量の計量設備の系統別の設置に係る事項概要各熱源のエネルギー消費量の計量 
詳細 
BEMSの導入に係る事項概要BEMS導入なし 
詳細 
その他の運用上の事項概要特になし 
詳細 

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地域における省エネルギー

地域冷暖房等

取組状況の評価 (評点/最高点) 適用なし

地域冷暖房区域の指定の有無 無  
地域冷暖房の熱の受入れの有無 無  
その他のエネルギーの効率的利用を行うシステム 
地域冷暖房区域の名称 
契約容量蒸気0.00 kW
温水0.00 kW
冷水0.00 kW

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資源の適正利用

Ⅳ.エコマテリアル

再生骨材等利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1

再生骨材等を利用したコンクリート等の使用の有無 無  
種類チェックなし再生骨材  
チェックなしその他  
 
利用部位 

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混合セメント等利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

混合セメント等の利用の有無 有  
種別チェックあり高炉B種  
チェックなし高炉C種  
チェックなしフライアッシュB種  
チェックなしフライアッシュC種  
チェックなしその他  
 
利用部位場所打ちコンクリート杭 

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リサイクル鋼材利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

リサイクル鋼材の利用の有無 有  
構造材料への利用の程度チェックなし大半の部位に利用  
チェックあり特定の部位に利用  
利用部位大梁中央部フランジ、小梁、スプライスプレート 

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エコマテリアル利用

エコマテリアル利用概要特になし 
 
 
詳細 
 
 

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オゾン層の保護等

断熱材用発泡剤

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

主として使用する断熱材の種類外壁:発泡ウレタンフォーム  屋根:硬質ウレタンフォーム 
発泡剤を利用している断熱材の有無 有  
発泡剤の種類チェックなしハイドロクロロフルオロカーボン  
未定 
チェックありその他  
HFC 
オゾン層破壊係数0.000 
地球温暖化係数

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空気調和設備用冷媒

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

採用した空気調和設備の冷媒の種類1種類HFC-134a 
利用場所空冷ヒートポンプ 
2,300.00 kg
オゾン層破壊係数0.000 
地球温暖化係数1,300 
採用した空気調和設備の冷媒の種類2種類R-410A 
利用場所パッケージ空調機 
148.00 kg
オゾン層破壊係数0.000 
地球温暖化係数1,980 

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Ⅴ.長寿命化等

維持管理、更新、改修、用途の変更等の自由度の確保

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

維持管理の容易性に係る事項概要共用側から点検できるEPS                                               機械室を南北両端のコアに集約し共用側からメンテナンスを行う。                                 
各階の倉庫を機械スペースとしている。 
詳細 
 
 
 
更新、改修、用途の変更への対応に係る事項概要大部屋仕様とし、各室の間仕切壁を軽鉄間仕切り、スチール間仕切りより柔軟性のある計画とした。 
階高3.8m、天井高2.7m、OA床高10㎝を確保した。 
 
階高(基準階部分)3.80 m
天井高(基準階部分)2.70 m
OAフロア高(基準階部分)10.00 cm
設計荷重(基準階部分)400.00 N/㎡

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躯体の劣化対策

取組状況の評価 (評点/最高点) 適用なし

水セメント比に係る事項0 %以下
かぶり厚さに係る事項概要特になし 
詳細 
躯体の保護に係る事項概要特になし 
 
詳細 
 
鉄筋コンクリート造及び鉄骨鉄筋コンクリート造以外の構造における躯体の耐久性の向上に係る事項概要特になし 
詳細 

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短寿命建築物の建設資材の再使用対策等

取組状況の評価 (評点/最高点) 適用なし

構造材の再使用及び再生利用に係る事項概要該当しない 
詳細 
内装材及び外装材の再使用又は再生利用に係る事項概要該当しない 
詳細 

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Ⅵ.水循環

雑用水利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1

雑用水の利用の有無 無  
雑用水の利用方式チェックなし個別循環  
チェックなし地区循環  
チェックなし広域循環  
チェックなし工業用水利用  
チェックなし雨水利用  
広域循環方式による再生水の供給区域の内外 外  
再生水の供給エリア名 
原水種別(個別循環方式、地区循環方式又は雨水利用方式の場合)チェックなし洗面所及び給湯室排水  
チェックなし冷却水  
チェックなし厨房排水  
チェックなしプール排水  
チェックなし雨水  
チェックなしその他  
 
利用先チェックなし便所洗浄水  
チェックなし散水用水  
チェックなし修景用水  
チェックなしその他  
 
個別循環方式、地区循環方式、雨水利用方式の場合処理方式 
計画水量0.00 立方メートル/日
雨水利用の場合貯留槽(沈砂槽を含む。)容量0.00 立方メートル
集水面積0.00 ㎡

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雨水浸透

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

敷地の状況地形:平坦,地質:砂礫、地下水位:SGL3.6m 
雨水浸透の方法チェックあり雨水浸透ます  
チェックあり雨水浸透トレンチ  
チェックあり透水性舗装  
チェックあり地表面の緑地化  
チェックありその他  
 
雨水浸透量482.50 立方メートル
雨水浸透の能力72.30 mm/時

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自然環境の保全

Ⅶ.緑化

緑の量の確保

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/

東京における自然の保護と回復に関する条例チェックあり第14条に該当  
チェックなし第47条に該当  
チェックなし第48条に該当  
地上部における樹木の植栽等に係る事項既存部分(特に神殿周り)をほぼ現状のまま保存し、かつできる限り移植を行い緑溢れる計画としている。主な高木:ケヤキ・イチョウ・スダジイ・サワラ・マテバシイ・ヒマラヤスギ 中木:モッコク 低木:ヒイラギ  
地上部の樹木の植栽等のなされた部分の面積(A)1,339.00 ㎡
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(B)1,333.80 ㎡
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準に対する割合(A/B)100.39 %

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1

建築物上における樹木、芝、草花等の植栽に係る事項建物屋上に地被(セダム)類の植栽を行う。 
建築物上の樹木、芝、草花等の植栽のなされた部分の面積(C)1,429.30 ㎡
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(D)1,190.80 ㎡
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準に対する割合(C/D)183.77 %

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1

建築物上における樹木の植栽に係る事項植栽の有無 無  
概 要特になし 
建築物上の樹木の植栽のなされた部分の面積(E)0.00 ㎡
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(F)238.16 ㎡
東京都建築物環境配慮指針別表第一の基準に対する割合(E/F)0.00 %

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動植物の生息・生育環境への配慮

動植物の生息・生育環境への配慮概要イチョウ・サワラ・ヒマラヤスギ等の既存樹木168本を保全、その他54本を新植。 
 
 
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外部熱環境の改善

地上部及び建築物の被覆への配慮

地上部及び建築物の被覆への配慮概要緑化(地上部・屋上双方)計画により、敷地内や建物への熱負荷を低減。 
 
 
詳細 
 
 

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(問合せ先)
東京都環境局 都市地球環境部 環境都市づくり課 建築物係
〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1 第二本庁舎8階
TEL:03-5388-3536 FAX:03-5388-1380
メールによる問い合わせは↓
building@kankyo.metro.tokyo.jp