福祉プラザ さくら川 ( 病院 )
建築物環境計画書 作成時期 | 完了 | ||||||||
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特定建築物の名称 | 福祉プラザ さくら川 | ||||||||
特定建築物の所在地 | 東京都港区新橋六丁目19番2号 | ||||||||
特定建築主 | 氏名 | 社会福祉法人 長岡福祉協会 理事長 田宮 崇 | |||||||
住所 |
〒940-2135 新潟県長岡市深沢町2278番地8 | ||||||||
設計者 | 氏名 | 株式会社 横河建築設計事務所 | |||||||
住所 |
〒153-0064 東京都目黒区下目黒2-20-28 | ||||||||
施工者 | 氏名 | 安藤建設株式会社 代表取締役社長 山田 恒太郎 | |||||||
住所 |
〒108-8544 東京都港区芝浦3-12-8 | ||||||||
新築・増築の区別 | 新築 | 工事期間(予定) |
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敷地面積 | 3,679.40 ㎡ | 建築面積 | 2,376.63 ㎡ | 延べ面積 | 17,922.90 ㎡ | ||||
用途別床面積 | 住宅 | 0.00 ㎡ | 集会所等 | 0.00 ㎡ | |||||
ホテル等 | 0.00 ㎡ | 工場等(駐車場を含む) | 1,277.13 ㎡ | ||||||
病院等 | 16,645.77 ㎡ | その他() | 0 ㎡ | ||||||
百貨店等 | 0.00 ㎡ | () | 0.00 ㎡ | ||||||
事務所等 | 0.00 ㎡ | () | 0.00 ㎡ | ||||||
学校等 | 0.00 ㎡ | () | 0.00 ㎡ | ||||||
飲食店等 | 0.00 ㎡ | () | 0.00 ㎡ | ||||||
建築物の高さ | 31.5m | 階数 | 地上8階、塔屋1階、地下1階 | ||||||
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
建物の配置及び平面計画においてコアの位置・形状などについて熱負荷の低減を図った。 |
居室の外周配置、光庭の設置等により、自然採光・自然通風などの自然エネルギーを積極的に取り入れた。 |
断熱材には、ノンフロン型を採用することで地球温暖化防止等環境に配慮した仕様としている。 |
日常のメンテナンスを容易にし、適切な手入れをすることで建物を長寿命化することを考慮し、PS、EPSは廊下等共用部から点検が可能である。 |
中央のメインPSは大き目の面積を確保し、メンテナンスの容易さを確保すると共に、将来の配管増設・切替の為の予備スペースとしている。 |
棒グラフによる環境配慮の措置の評価
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/2
建築物の形状及び配置に係る事項 | 建物は東西壁面を小さくし、南北面中央部に各々のコアを配置し、東西に1,3階からの吹抜がある。 | |
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外壁及び屋根の断熱に係る事項 | 外壁 | 主要な外壁(コンクリート 厚150mm)は、断熱材:硬質ウレタンフォーム(現場発泡) 厚25mmを施工 |
屋根 | 屋根部(コンクリート 厚150mm)は、断熱材:押出法ポリスチレンフォーム保温板1種 厚35mmを外断熱で施工。 | |
窓部の断熱に係る事項 | 特になし | |
窓部の日射遮へいに係る事項 | 全周に庇ないしはバルコニーの設置を行い、日射遮蔽を行う。 | |
その他の事項 | 概要 | 特になし |
詳細 | ||
主たる外壁の仕様 | 位置及び方位 | 外周4面に面する壁全て |
断熱材 | 硬質ウレタンフォーム(現場発泡) | |
厚さ | 25.00 mm | |
熱貫流率 | 0.79 W/㎡・年 | |
屋根の仕様 | 断熱材 | 押出法ポリスチレンフォーム保温板1種 |
厚さ | 35.00 mm | |
熱貫流率 | 0.70 W/㎡・年 | |
窓部の仕様 | 窓面積の外壁面積比 | 25.95 % |
ガラスの種類 | 透明フロートガラス 厚5.0mm | |
ブラインドの有無 | 無 | |
開口部の日射遮へい係数 | 0.64 | |
PALの値 | 267.80 MJ/㎡・年 | |
PALの基準値 | 340.00 MJ/㎡・年 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 2/2
自然採光を利用したシステムに係る事項 | 外周4面に居室を配置し、およびライトコート(光庭)により共用通路、浴室、便所には自然採光を取り入れた。 | |
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風を利用したシステムに係る事項 | 個室・廊下・食堂兼リビングなどの窓、扉開放により、外周4周の壁面に面する窓から | |
光庭への通風を実現した。 | ||
パッシブソーラーシステムの利用に係る事項 | 特になし | |
地中熱の利用に係る事項 | 特になし | |
その他の事項 | 特になし | |
再生可能エネルギーの利用に伴う年間一次エネルギー消費量の低減量 | エネルギー種別 | なし |
低減量 | 0.00 MJ/年 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/2
太陽光発電設備に係る事項 | 利用の有無 | 無 |
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利用形態 | ||
太陽光発電による容量 | 0.00 kW | |
設置面積 | 0.00 ㎡ | |
太陽熱を利用したシステムに係る事項 | 利用の有無 | 無 |
利用形態 | ||
太陽熱利用による容量 | 0.00 kW | |
設置面積 | 0.00 ㎡ | |
その他の事項 | 特になし | |
その他の再生可能エネルギー利用の仕様及び容量等 | なし | |
年間再生可能エネルギー利用量 | 0.00 MJ/年 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 2/2
設備の概要 | ![]() | |||
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![]() | 13A | |||
![]() | ||||
![]() | ||||
![]() | ||||
機器の選定 | ガス主体としコージェネレーションシステムの排熱を利用する排熱投入型吸収式冷温水発生機と、空冷ヒートポンプチラーの併用方式 | |||
設備機器のシステムの構築に係る事項 | コージェネレーションシステム:VWVインバーター制御 | |||
冷熱源の容量(kW) | 682.70 kW | |||
冷熱源の容量(kW/㎡) | 0.0550 kW/㎡ | |||
温熱源の容量(kW) | 749.70 kW | |||
温熱源の容量(kW/㎡) | 0.0610 kW/㎡ | |||
熱源機器の構成 | 排熱投入型吸収冷温水発生機 210USRT×2台、 空冷ヒートポンプチラー160HP×1台 | |||
コージェネレーションシステム(導入している場合) | 形式 | ガスエンジン | ||
排熱利用の有無 | 有 | |||
利用先 | 冷暖房、給湯 | |||
発電容量 | 容量 | 200.00 kW | ||
台数 | 1.00 台 | |||
発電効率 | 33.60 % | |||
発電割合(発電容量/契約電力量) | 26.70 % | |||
排熱利用率 | 50.70 % | |||
総合効率 | 84.30 % | |||
蓄熱槽(導入している場合) | 形式 | 特になし | ||
蓄熱槽設置場所 | 特になし | |||
蓄熱容量 | 0.00 ![]() | |||
蓄熱量 | 0.00 MJ | |||
ピーク負荷日の夜間移行率 | 0.00 % | |||
その他の事項 | 概要 | 特になし | ||
詳細 |
設備の概要 | インテリアゾーン | FCU(天井隠蔽型室内機)+外調機 |
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ペリメータゾーン | FCU(天井隠蔽型室内機)+外調機 | |
空気調和負荷の低減に係る事項 | なし | |
送風のための動力の低減に係る事項 | なし | |
その他の事項 | なし | |
年間空調消費エネルギー量 | 10,795,000.00 MJ/年 | |
年間空調仮想空調負荷 | 8,009,000.00 MJ/年 | |
空調負荷基準値 | 2.50 |
設備機器のシステムの構築に係る事項 | 各室毎に外調機より給気し、各室のファンより排気する。(エリア・室毎に換気ブロックを分割) |
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制御のシステムの構築に係る事項 | 特になし |
その他の事項 | なし |
年間換気消費エネルギー量 | 3,544,253.00 MJ/年 |
年間仮想換気消費エネルギー量 | 3,948,124.00 MJ/年 |
換気消費エネルギー基準値 | 1.00 |
設備機器のシステムの構築に係る事項 | 事務所諸室、共用部において、高効率(Hf)管を使用。 |
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制御のシステムの構築に係る事項 | トイレについては人感センサーによる点滅、共用部(廊下)はタイムスケジュール制御システム |
その他の事項 | なし |
年間照明消費エネルギー量 | 6,565,210.80 MJ/年 |
年間仮想照明消費エネルギー量 | 10,062,972.70 MJ/年 |
照明消費エネルギー基準値 | 1.00 |
給湯方式 | 中央方式(コージェネレーション排熱利用+真空式温水発生機) |
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給湯温度 | 60.00 ℃ |
設備機器のシステムの構築に係る事項 | ステンレス管にグラスウール(配管径20Aで保温材20mm巻、他、公共建築工事標準仕様に準ずる)にて保温 |
その他の事項 | 特になし |
年間給湯消費エネルギー量 | 5,497,290.00 MJ/年 |
年間仮想給湯負荷 | 3,117,730.00 MJ/年 |
給湯消費エネルギー基準値 | 1.90 |
設備の概要 | ロープ式 |
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その他の事項 | 動力(モーター)のインバーター制御、運行の群乗合全自動方式(群管理) |
年間エレベーター消費エネルギー量 | 0.00 MJ/年 |
年間仮想エレベーター消費エネルギー量 | 0.00 MJ/年 |
エレベータ消費エネルギー基準値 | 0.00 |
採用した手法 | 特になし |
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容量・効果等 | なし |
設備システム全体のエネルギー利用の低減率(ERR) | 35.86 % |
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エネルギーの使用の合理化に関する性能の目標値(ERR) | % |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/2
電気、ガス及び冷温熱のエネルギーの量並びに給水量の計量設備の系統別の設置に係る事項 | 概要 | 給水:全館一括、電気:全館一括、ガス:熱源・洗濯・厨房の用途別の計量としている。 |
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詳細 | ||
BEMSの導入に係る事項 | 概要 | 全館の給水、給湯、ガス、電気の各メーターが一箇所に集約され、各エネルギーメーターを、施設管理担当者毎日日報および月報に記載し、管理する。 |
詳細 | ||
その他の運用上の事項 | 概要 | 特になし |
詳細 |
取組状況の評価 (評点/最高点)
地域冷暖房区域の指定の有無 | 無 | |
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地域冷暖房の熱の受入れの有無 | 無 | |
その他のエネルギーの効率的利用を行うシステム | ||
地域冷暖房区域の名称 | ||
契約容量 | 蒸気 | 0.00 kW |
温水 | 0.00 kW | |
冷水 | 0.00 kW |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1
再生骨材等を利用したコンクリート等の使用の有無 | 無 |
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種類 | ![]() |
![]() | |
利用部位 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1
混合セメント等の利用の有無 | 無 |
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種別 | ![]() |
![]() | |
![]() | |
![]() | |
![]() | |
利用部位 | なし |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1
リサイクル鋼材の利用の有無 | 無 |
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構造材料への利用の程度 | ![]() |
![]() | |
利用部位 | なし |
エコマテリアル利用 | 概要 | 建材にはJIS・JASのF4ッ星のみを使用する。 |
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詳細 | ||
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1
主として使用する断熱材の種類 | 硬質ウレタンフォーム(現場発泡)、押出法ポリスチレンフォーム保温板1種 | |
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発泡剤を利用している断熱材の有無 | 有 | |
発泡剤の種類 | ![]() | |
![]() | ||
HFC-245fa / HFC-365mfc | ||
オゾン層破壊係数 | 0.000 | |
地球温暖化係数 | 950 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1
採用した空気調和設備の冷媒の種類1 | 種類 | R407C |
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利用場所 | 空冷ヒートポンプエアコン | |
量 | 140.00 kg | |
オゾン層破壊係数 | 0.000 | |
地球温暖化係数 | 1,650 | |
採用した空気調和設備の冷媒の種類2 | 種類 | R410A |
利用場所 | 空冷ヒートポンプエアコン | |
量 | 38.40 kg | |
オゾン層破壊係数 | 0.000 | |
地球温暖化係数 | 1,980 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1
維持管理の容易性に係る事項 | 概要 | 中央メインPSの面積を大きめに確保し、日常のメンテナンスを容易にするとともに、将来の空調・給排水配管の増設もしくは切替の為の予備スペースとしている。 |
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地下1階に設置される機器類は自走式駐車場からの搬入・搬出が確保。また、各階空調機は機械室が外壁に接しており、W=1,800mmの搬出入口から、各階の機器は大型EVによるルートを確保 | ||
詳細 | ||
更新、改修、用途の変更への対応に係る事項 | 概要 | 階高:H=4,000~3,800mm、天井高:H=2,500mm、OAフロア高:H=50mm(1階事務室) |
更新、改修に適した天井裏スペース(梁下有効約30cm)の確保 | ||
階高(基準階部分) | 3.80 m | |
天井高(基準階部分) | 2.50 m | |
OAフロア高(基準階部分) | 0.00 cm | |
設計荷重(基準階部分) | 296.00 N/㎡ |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1
水セメント比に係る事項 | 65 %以下 | |
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かぶり厚さに係る事項 | 概要 | 建築基準法施行令で定める最小値を確保する。 |
詳細 | ||
躯体の保護に係る事項 | 概要 | 1・2階:50二丁掛磁器質タイル張り |
3~8階:アクリル樹脂吹付け、光庭壁面は50角タイル張り | ||
詳細 | ||
鉄筋コンクリート造及び鉄骨鉄筋コンクリート造以外の構造における躯体の耐久性の向上に係る事項 | 概要 | 鉄骨鉄筋コンクリート造のため、対象外 |
詳細 |
取組状況の評価 (評点/最高点)
構造材の再使用及び再生利用に係る事項 | 概要 | 該当しない |
---|---|---|
詳細 | ||
内装材及び外装材の再使用又は再生利用に係る事項 | 概要 | 該当しない |
詳細 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1
雑用水の利用の有無 | 無 | |
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雑用水の利用方式 | ![]() | |
![]() | ||
![]() | ||
![]() | ||
![]() | ||
広域循環方式による再生水の供給区域の内外 | 外 | |
再生水の供給エリア名 | ||
原水種別(個別循環方式、地区循環方式又は雨水利用方式の場合) | ![]() | |
![]() | ||
![]() | ||
![]() | ||
![]() | ||
![]() | ||
利用先 | ![]() | |
![]() | ||
![]() | ||
![]() | ||
個別循環方式、地区循環方式、雨水利用方式の場合 | 処理方式 | |
計画水量 | 0.00 ![]() | |
雨水利用の場合 | 貯留槽(沈砂槽を含む。)容量 | 0.00 ![]() |
集水面積 | 0.00 ㎡ |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1
敷地の状況 | 平坦にてGL-3.85mまでが埋土層、GL-3.85m~24.80mまでが上部有楽町層の砂質シルト、水位深度は設計GL -約2mと浅い |
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雨水浸透の方法 | ![]() |
![]() | |
![]() | |
![]() | |
![]() | |
※雨水流出抑制対策は港区と協議の上、他に雨水貯留(158.75m3)を行う。 | |
雨水浸透量 | 60.20 ![]() |
雨水浸透の能力 | 46.21 mm/時 |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/
東京における自然の保護と回復に関する条例 | ![]() | |
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![]() | ||
![]() | ||
地上部における樹木の植栽等に係る事項 | 道路境界線および隣地境界線沿いに高木(サクラ・ハナミズキ)、中木(ベニカナメモチ)、低木(コクチナシ等)を植栽し、既存植樹を残した。 | |
地上部の樹木の植栽等のなされた部分の面積(A) | 241.29 ㎡ | |
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(B) | 147.19 ㎡ | |
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準に対する割合(A/B) | 163.90 % |
取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1
建築物上における樹木、芝、草花等の植栽に係る事項 | 低木(サツキツツジ・センリョウ等)を配置し、またシバザクラ等も用い変化のある植栽とした。 |
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建築物上の樹木、芝、草花等の植栽のなされた部分の面積(C) | 170.95 ㎡ |
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(D) | 123.97 ㎡ |
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準に対する割合(C/D) | 137.80 % |
取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1
建築物上における樹木の植栽に係る事項 | 植栽の有無 | 有 |
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概 要 | 樹木としては低木(サツキツツジ・センリョウ等)による植栽 | |
建築物上の樹木の植栽のなされた部分の面積(E) | 40.66 ㎡ | |
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(F) | 24.79 ㎡ | |
東京都建築物環境配慮指針別表第一の基準に対する割合(E/F) | 164.00 % |
動植物の生息・生育環境への配慮 | 概要 | 既存樹木の内、高木(桜3本)を残した。 |
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詳細 | ||
地上部及び建築物の被覆への配慮 | 概要 | 特になし |
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詳細 | ||
- (問合せ先)
- 東京都環境局 都市地球環境部 環境都市づくり課 建築物係
- 〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1 第二本庁舎8階
- TEL:03-5388-3536 FAX:03-5388-1380
- メールによる問い合わせは↓
- building@kankyo.metro.tokyo.jp