住友不動産原宿ビル  ( 1階:展示場、1階及び地下:駐車場 )

特定建築物概要

建築物環境計画書 作成時期完了 
特定建築物の名称住友不動産原宿ビル 
特定建築物の所在地東京都渋谷区神宮前二丁目34番6号 
特定建築主氏名エスエフ神宮前開発特定目的会社 取締役 三浦昭彦 
住所 〒160-0023
東京都新宿区西新宿一丁目23番3号 廣和ビル9階 
設計者氏名株式会社竹中工務店東京1級建築士事務所 田中隆吉 
住所 〒136-0075
東京都江東区新砂一丁目1番1号 
施工者氏名株式会社竹中工務店東京本店 本店長 太田啓介 
住所 〒136-0075
東京都江東区新砂一丁目1番1号 
新築・増築の区別新築 工事期間(予定)
工事着手工事完了
平成17年2月1日 平成19年6月19日 
敷地面積4,146.72 ㎡ 建築面積2,388.58 ㎡ 延べ面積18,901.94 ㎡
用途別床面積住宅0.00 ㎡ 集会所等1,489.01 ㎡
ホテル等0.00 ㎡ 工場等(駐車場を含む)1,344.84 ㎡
病院等0.00 ㎡ その他(上記集会所等は展示場部分) 0 ㎡
百貨店等0.00 ㎡ (上記工場等は駐車場部分) 0.00 ㎡
事務所等16,068.09 ㎡ () 0.00 ㎡
学校等0.00 ㎡ () 0.00 ㎡
飲食店等0.00 ㎡ () 0.00 ㎡
建築物の高さ90.95m 階数B 1、F 20、P 1 
構造S造、RC造 

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環境への配慮のための措置の概要

【外装】 
・ガラスカーテンウォールで、自然光を十分取り入れ照度を確保できるオフィス空間としている。 
・室内の熱負荷低減を図るため、ガラスカーテンウォールでも、熱線吸収ガラスを採用し、室内側にブラインドの全面設置を行っている。 
【屋根】 
・低層部も屋上階は全面緑化をし、近隣への環境配慮を行った他、建物への熱負荷の低減を図っている。 
【外構】 
・渋谷区の条例に基づき、地上、屋上とも緑化を行い、自然環境の保全に努め、ヒートアイランド化の抑制に貢献している。 
【設備】 
・設備スペースは最適位置において、建物内に供給出来るようにした他、共用部からの維持管理を常と出来るよう配慮した。 
・天井のモジュール化により、間仕切の変更などにも対応でき、維持管理・更新に配慮した計画とし、器機の長期利用(長寿命化)を図っている。 
・空調はビルマルチ方式とし、ゾーンごとの制御管理で省エネルギーに努めいている。また、機械の交換も個別であることから容易であり、長寿命化となっている。 
【構造躯体】 
・長寿命な躯体を可能にするため、地震時・強風時の躯体への負荷低減するべく、AMD(アクティブ型質量負荷ダンパー)を屋上に設置した。 
・同様、各階要所に制震壁(壁型粘性せん断ダンパー)を設置した。 
・共同住宅の工事を中断し、事務所として計画変更した際に、施工済みの共同住宅の基礎を利用した設計とし、建設廃材の大幅な低減を行った。 
【内装】 
・内装材のシックハウス対策としてF☆☆☆☆の材料を使用した。 
 
 
 

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棒グラフによる環境配慮の措置の評価

Ⅰ.建築物の熱負荷の低減 建築物の形状・配置 外壁・屋根の断熱窓部の熱負荷の低減 0点
Ⅱ.自然エネルギーの利用自然エネルギーの直接利用0点
自然エネルギーの変換利用0点
Ⅲ.省エネルギーシステム設備システムの省エネルギー2点
最適運用のための計量及びエネルギー管理システム0点
地域における省エネルギー地域冷暖房等適用なし
Ⅵ.エコマテリアル再生骨材等利用0点
混合セメント等利用0点
リサイクル鋼材利用0点
オゾン層の保護等断熱材用発泡剤1点
空気調和設備用冷媒1点
Ⅴ.長寿命化等維持管理、更新、改修、用途の変更等の自由度の確保1点
躯体の劣化対策1点
短寿命建築物の建設資材の再使用対策等適用なし
Ⅵ.水循環雑用水利用0点
雨水浸透1点
Ⅶ.緑化地上部における樹木の植栽等に係る事項1点
建築物上における樹木、芝、草花等の植栽に係る事項0点
建築物上における樹木の植栽に係る事項0点

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エネルギー使用の合理化

Ⅰ.建築物の熱負荷の低減

建築物の形状・配置・外壁・屋根の断熱 窓部の熱負荷の低減

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/2

建築物の形状及び配置に係る事項特になし 
外壁及び屋根の断熱に係る事項外壁50角特殊面状モザイクタイル打込みPCa t=170 吹付硬質ウレタンt20
屋根アスファルト防水外断熱防水(断熱材:高密度ポリスチレンフォームt=30、押さえコンクリートt=80) 普通コンクリートt200 吹付硬質ウレタンt20 
窓部の断熱に係る事項アルミカーテンウォール 倍強度熱線吸収ガラスt=12
窓部の日射遮へいに係る事項ブラインドの設置
その他の事項概要特になし
詳細 
主たる外壁の仕様位置及び方位西南面:50角特殊面状モザイクタイル打込みPCa t=170 
断熱材現場発泡硬質ウレタンフォーム 
厚さ20.00 mm
熱貫流率1.04 W/㎡・年
屋根の仕様断熱材高密度ポリスチレンフォーム 
厚さ30.00 mm
熱貫流率0.52 W/㎡・年
窓部の仕様窓面積の外壁面積比57.58 %
ガラスの種類熱線吸収板ガラス(ブルーペーン)t=12 
ブラインドの有無 有  
開口部の日射遮へい係数0.67 
PALの値297.00 MJ/㎡・年
PALの基準値300.00 MJ/㎡・年

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Ⅱ.自然エネルギーの利用

自然エネルギーの直接利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/2

自然採光を利用したシステムに係る事項特になし 
風を利用したシステムに係る事項特になし 
 
パッシブソーラーシステムの利用に係る事項特になし 
地中熱の利用に係る事項特になし 
その他の事項特になし 
再生可能エネルギーの利用に伴う年間一次エネルギー消費量の低減量エネルギー種別 
低減量0.00 MJ/年

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自然エネルギーの間接利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/2

太陽光発電設備に係る事項利用の有無 無  
利用形態 
太陽光発電による容量0.00 kW
設置面積0.00 ㎡
太陽熱を利用したシステムに係る事項利用の有無 無  
利用形態 
太陽熱利用による容量0.00 kW
設置面積0.00 ㎡
その他の事項特になし 
その他の再生可能エネルギー利用の仕様及び容量等 
年間再生可能エネルギー利用量0.00 MJ/年

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Ⅲ.省エネルギーシステム

設備システムの省エネルギー

取組状況の評価 (評点/最高点) 2/2

空気調和の熱源側設備

設備の概要チェックあり電気
チェックなし都市ガス  
チェックなし 
チェックなし地域冷暖房  
チェックなしその他
 
機器の選定空気熱源ヒートポンプパッケージビルマルチ 
設備機器のシステムの構築に係る事項なし 
 
冷熱源の容量(kW)1,307.00 kW
冷熱源の容量(kW/㎡)0.0810 kW/㎡
温熱源の容量(kW)1,305.60 kW
温熱源の容量(kW/㎡)0.0800 kW/㎡
熱源機器の構成各階区画毎の空気熱源ヒートポンプパッケージビルマルチ 
コージェネレーションシステム(導入している場合)形式 
排熱利用の有無 無  
利用先 
発電容量容量0.00 kW
台数0.00 台
発電効率0.00 %
発電割合(発電容量/契約電力量)0.00 %
排熱利用率0.00 %
総合効率0.00 %
蓄熱槽(導入している場合)形式なし 
蓄熱槽設置場所なし 
蓄熱容量0.00 立方メートル
蓄熱量0.00 MJ
ピーク負荷日の夜間移行率0.00 %
その他の事項概要 
詳細 

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空気調和の二次側設備

設備の概要インテリアゾーン空気熱源ヒートポンプパッケージビルマルチ 
ペリメータゾーン空気熱源ヒートポンプパッケージビルマルチ 
空気調和負荷の低減に係る事項全熱交換器 
送風のための動力の低減に係る事項特になし 
その他の事項 
年間空調消費エネルギー量12,309,000.00 MJ/年
年間空調仮想空調負荷8,697,000.00 MJ/年
空調負荷基準値1.50 

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機械換気設備

設備機器のシステムの構築に係る事項 
制御のシステムの構築に係る事項 
その他の事項 
年間換気消費エネルギー量822,592.32 MJ/年
年間仮想換気消費エネルギー量1,770,022.85 MJ/年
換気消費エネルギー基準値1.00 

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照明設備

設備機器のシステムの構築に係る事項Hf型蛍光灯の全面採用 
制御のシステムの構築に係る事項タイムスケジュールによる段階制御 
その他の事項 
年間照明消費エネルギー量17,352,687.00 MJ/年
年間仮想照明消費エネルギー量23,384,862.00 MJ/年
照明消費エネルギー基準値1.00 

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給湯設備

給湯方式個別貯湯式電気温水器 
給湯温度0.00 ℃
設備機器のシステムの構築に係る事項 
その他の事項 
年間給湯消費エネルギー量0.00 MJ/年
年間仮想給湯負荷0.00 MJ/年
給湯消費エネルギー基準値0.00 

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エレベーター設備

設備の概要ロープ式機械室レス 
その他の事項 
年間エレベーター消費エネルギー量765,660.00 MJ/年
年間仮想エレベーター消費エネルギー量5,258,320.00 MJ/年
エレベータ消費エネルギー基準値1.00 

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エネルギー利用効率化設備

採用した手法 
容量・効果等 

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全体

設備システム全体のエネルギー利用の低減率(ERR)25.71 %
エネルギーの使用の合理化に関する性能の目標値(ERR) %

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最適運用のための計量及びエネルギー管理システム

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/2

電気、ガス及び冷温熱のエネルギーの量並びに給水量の計量設備の系統別の設置に係る事項概要テナント使用量検針(電力量(電灯、動力、空調動力)、1階給水量) 
詳細 
BEMSの導入に係る事項概要特になし 
詳細 
その他の運用上の事項概要住友不動産所有建物の各棟を統括して遠隔監視 
詳細 

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地域における省エネルギー

地域冷暖房等

取組状況の評価 (評点/最高点) 適用なし

地域冷暖房区域の指定の有無 無  
地域冷暖房の熱の受入れの有無 無  
その他のエネルギーの効率的利用を行うシステム 
地域冷暖房区域の名称 
契約容量蒸気0.00 kW
温水0.00 kW
冷水0.00 kW

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資源の適正利用

Ⅳ.エコマテリアル

再生骨材等利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1

再生骨材等を利用したコンクリート等の使用の有無 無  
種類チェックなし再生骨材  
チェックなしその他  
 
利用部位 

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混合セメント等利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1

混合セメント等の利用の有無 無  
種別チェックなし高炉B種  
チェックなし高炉C種  
チェックなしフライアッシュB種  
チェックなしフライアッシュC種  
チェックなしその他  
 
利用部位 

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リサイクル鋼材利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1

リサイクル鋼材の利用の有無 無  
構造材料への利用の程度チェックなし大半の部位に利用  
チェックなし特定の部位に利用  
利用部位 

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エコマテリアル利用

エコマテリアル利用概要特になし 
 
 
詳細 
 
 

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オゾン層の保護等

断熱材用発泡剤

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

主として使用する断熱材の種類高密度ポリスチレンフォーム、現場発泡硬質ウレタンフォーム 
発泡剤を利用している断熱材の有無 有  
発泡剤の種類チェックなしハイドロクロロフルオロカーボン  
 
チェックありその他  
フォームライトHNB-6200(A・B2液) HFC245fa/HFC365mfc 
オゾン層破壊係数0.000 
地球温暖化係数950 

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空気調和設備用冷媒

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

採用した空気調和設備の冷媒の種類1種類R-410A 
利用場所ヒートポンプパッケージビルマルチ用冷媒配管 
1,887.66 kg
オゾン層破壊係数0.000 
地球温暖化係数1,730 
採用した空気調和設備の冷媒の種類2種類 
利用場所 
0.00 kg
オゾン層破壊係数0.000 
地球温暖化係数000 

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Ⅴ.長寿命化等

維持管理、更新、改修、用途の変更等の自由度の確保

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

維持管理の容易性に係る事項概要 
共用部からの点検、更新を可能としている。屋上階に機器を集約化し、メンテスペースおよび増設スペースを確保している 
詳細 
 
 
 
更新、改修、用途の変更への対応に係る事項概要 
 
 
階高(基準階部分)4.00 m
天井高(基準階部分)2.80 m
OAフロア高(基準階部分)10.00 cm
設計荷重(基準階部分)500.00 N/㎡

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躯体の劣化対策

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

水セメント比に係る事項50 %以下
かぶり厚さに係る事項概要建築基準法通り 
詳細地下コンクリート部分 
躯体の保護に係る事項概要特になし 
 
詳細 
 
鉄筋コンクリート造及び鉄骨鉄筋コンクリート造以外の構造における躯体の耐久性の向上に係る事項概要特になし 
詳細 

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短寿命建築物の建設資材の再使用対策等

取組状況の評価 (評点/最高点) 適用なし

構造材の再使用及び再生利用に係る事項概要特になし 
詳細 
内装材及び外装材の再使用又は再生利用に係る事項概要特になし 
詳細 

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Ⅵ.水循環

雑用水利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1

雑用水の利用の有無 無  
雑用水の利用方式チェックなし個別循環  
チェックなし地区循環  
チェックなし広域循環  
チェックなし工業用水利用  
チェックなし雨水利用  
広域循環方式による再生水の供給区域の内外 外  
再生水の供給エリア名 
原水種別(個別循環方式、地区循環方式又は雨水利用方式の場合)チェックなし洗面所及び給湯室排水  
チェックなし冷却水  
チェックなし厨房排水  
チェックなしプール排水  
チェックなし雨水  
チェックなしその他  
 
利用先チェックなし便所洗浄水  
チェックなし散水用水  
チェックなし修景用水  
チェックなしその他  
 
個別循環方式、地区循環方式、雨水利用方式の場合処理方式 
計画水量0.00 立方メートル/日
雨水利用の場合貯留槽(沈砂槽を含む。)容量0.00 立方メートル
集水面積0.00 ㎡

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雨水浸透

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

敷地の状況土地は約4m傾斜している 
雨水浸透の方法チェックなし雨水浸透ます  
チェックなし雨水浸透トレンチ  
チェックなし透水性舗装  
チェックあり地表面の緑地化  
チェックなしその他  
 
雨水浸透量42.37 立方メートル
雨水浸透の能力24.00 mm/時

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自然環境の保全

Ⅶ.緑化

緑の量の確保

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/

東京における自然の保護と回復に関する条例チェックなし第14条に該当  
チェックなし第47条に該当  
チェックなし第48条に該当  
地上部における樹木の植栽等に係る事項「渋谷区みどりの確保に関する条例」第18条に基づく手続き修了。 
地上部の樹木の植栽等のなされた部分の面積(A)575.90 ㎡
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(B)338.31 ㎡
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準に対する割合(A/B)170.23 %

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1

建築物上における樹木、芝、草花等の植栽に係る事項「渋谷区みどりの確保に関する条例」第18条に基づく手続き修了。 
建築物上の樹木、芝、草花等の植栽のなされた部分の面積(C)499.45 ㎡
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(D)491.04 ㎡
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準に対する割合(C/D)101.71 %

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1

建築物上における樹木の植栽に係る事項植栽の有無 有  
概 要高木(シマトリネコ) 23本 
建築物上の樹木の植栽のなされた部分の面積(E)69.00 ㎡
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(F)491.04 ㎡
東京都建築物環境配慮指針別表第一の基準に対する割合(E/F)14.05 %

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動植物の生息・生育環境への配慮

動植物の生息・生育環境への配慮概要特になし 
 
 
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外部熱環境の改善

地上部及び建築物の被覆への配慮

地上部及び建築物の被覆への配慮概要地被植物:ヘデラカナリシス 
薄層緑化システム:タマリュウ 
 
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(問合せ先)
東京都環境局 都市地球環境部 環境都市づくり課 建築物係
〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1 第二本庁舎8階
TEL:03-5388-3536 FAX:03-5388-1380
メールによる問い合わせは↓
building@kankyo.metro.tokyo.jp