世田谷清掃工場  ( 工場 )

特定建築物概要

建築物環境計画書 作成時期完了 
特定建築物の名称世田谷清掃工場 
特定建築物の所在地東京都世田谷区大蔵一丁目1番1号 
特定建築主氏名東京二十三区清掃一部事務組合 管理者  多田 正見 
住所 〒102-0072
東京都千代田区飯田橋三丁目5番1号 
設計者氏名飛島建設株式会社 一級建築士事務所 管理建築士 大野 豊 
住所 〒102-8332
東京都千代田区三番町2番地 
施工者氏名川重・飛島・地崎建設共同企業体 
住所 〒105-0013
東京都港区浜松町二丁目4番1号 
新築・増築の区別新築 工事期間(予定)
工事着手工事完了
平成17年3月1日 平成19年11月 8日 
敷地面積30,703.52 ㎡ 建築面積9,982.57 ㎡ 延べ面積33,288.01 ㎡
用途別床面積住宅0.00 ㎡ 集会所等0.00 ㎡
ホテル等0.00 ㎡ 工場等(駐車場を含む)30,985.63 ㎡
病院等0.00 ㎡ その他(計量棟) 237.69999999999999 ㎡
百貨店等0.00 ㎡ (添乗員待機所) 43.20 ㎡
事務所等1,889.84 ㎡ (廃材置場・油庫) 60.00 ㎡
学校等0.00 ㎡ (自動洗車棟) 71.64 ㎡
飲食店等0.00 ㎡ () 0.00 ㎡
建築物の高さ 31.0m 階数 地下2階、地上7階、PH1階 
構造 RC造(地下部分) + SRC造(1F~4F) + S造(5F~7F) 

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環境への配慮のための措置の概要

1.都立砧公園に隣接した緑豊な立地を考慮し、既存樹木を移植等により極力残し、必要緑化面積を十分に満たす緑化計画とし、環境保全、 
 周辺環境保護に努めた。 
2.太陽光発電設備の設置及び、場内の空調、給湯には焼却余熱を利用する等、省エネルギーシステムを採用し環境負荷の低減に努めた。 
3.環境保全の観点から窒素酸化物等の排ガスデーターは屋外に設置した排ガス状況表示盤にて常時表示した。 
4.雨水は施設内でプラント用として再利用し、工場のプラント設備排水は、用水処理設備により処理し、減温塔噴霧水、溶融排ガス冷却装置噴霧水 
 に再利用した。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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棒グラフによる環境配慮の措置の評価

Ⅰ.建築物の熱負荷の低減 建築物の形状・配置 外壁・屋根の断熱窓部の熱負荷の低減 適用なし
Ⅱ.自然エネルギーの利用自然エネルギーの直接利用1点
自然エネルギーの変換利用1点
Ⅲ.省エネルギーシステム設備システムの省エネルギー1点
最適運用のための計量及びエネルギー管理システム1点
地域における省エネルギー地域冷暖房等適用なし
Ⅵ.エコマテリアル再生骨材等利用0点
混合セメント等利用1点
リサイクル鋼材利用0点
オゾン層の保護等断熱材用発泡剤1点
空気調和設備用冷媒1点
Ⅴ.長寿命化等維持管理、更新、改修、用途の変更等の自由度の確保1点
躯体の劣化対策0点
短寿命建築物の建設資材の再使用対策等適用なし
Ⅵ.水循環雑用水利用1点
雨水浸透1点
Ⅶ.緑化地上部における樹木の植栽等に係る事項1点
建築物上における樹木、芝、草花等の植栽に係る事項1点
建築物上における樹木の植栽に係る事項1点

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エネルギー使用の合理化

Ⅰ.建築物の熱負荷の低減

建築物の形状・配置・外壁・屋根の断熱 窓部の熱負荷の低減

取組状況の評価 (評点/最高点) 適用なし

建築物の形状及び配置に係る事項長辺側112m×短辺側83.5mのほぼ長方形の建築物である。 管理部分、コア部分は南側に配置するとともに、開口部にはペアガラス入りサッシを採用し、南面以外は極力開口を少なくした。また屋上緑化、壁面緑化を設け熱負荷の低減を図った。 
外壁及び屋根の断熱に係る事項外壁ALC版 厚100mm
屋根ALC版 厚100mm 
窓部の断熱に係る事項管理部分の窓には、ペアガラスを使用した
窓部の日射遮へいに係る事項特になし
その他の事項概要特になし
詳細 
主たる外壁の仕様位置及び方位3階まで全面RC造・3階以上は全面ALC版+一部RC造 
断熱材ALC版 
厚さ100.00 mm
熱貫流率1.70 W/㎡・年
屋根の仕様断熱材ALC版 
厚さ100.00 mm
熱貫流率1.70 W/㎡・年
窓部の仕様窓面積の外壁面積比6.80 %
ガラスの種類ペアガラス 
ブラインドの有無 有  
開口部の日射遮へい係数0.00 
PALの値0.00 MJ/㎡・年
PALの基準値 MJ/㎡・年

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Ⅱ.自然エネルギーの利用

自然エネルギーの直接利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/2

自然採光を利用したシステムに係る事項ごみバンカ、プラットホーム、焼却炉室にトップライトを設置し、外光を利用した照明計画とした 
風を利用したシステムに係る事項特になし 
 
パッシブソーラーシステムの利用に係る事項特になし 
地中熱の利用に係る事項特になし 
その他の事項特になし 
再生可能エネルギーの利用に伴う年間一次エネルギー消費量の低減量エネルギー種別 
低減量0.00 MJ/年

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自然エネルギーの間接利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/2

太陽光発電設備に係る事項利用の有無 有  
利用形態商用電源との系統連係 
太陽光発電による容量117.00 kW
設置面積1,010.00 ㎡
太陽熱を利用したシステムに係る事項利用の有無 無  
利用形態 
太陽熱利用による容量0.00 kW
設置面積0.00 ㎡
その他の事項特になし 
その他の再生可能エネルギー利用の仕様及び容量等 
年間再生可能エネルギー利用量0.00 MJ/年

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Ⅲ.省エネルギーシステム

設備システムの省エネルギー

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/2

空気調和の熱源側設備

設備の概要チェックなし電気
チェックなし都市ガス  
チェックなし 
チェックなし地域冷暖房  
チェックなしその他
該当しない 
機器の選定該当しない 
設備機器のシステムの構築に係る事項該当しない 
 
冷熱源の容量(kW)0.00 kW
冷熱源の容量(kW/㎡)0.0000 kW/㎡
温熱源の容量(kW)0.00 kW
温熱源の容量(kW/㎡)0.0000 kW/㎡
熱源機器の構成 
コージェネレーションシステム(導入している場合)形式該当しない 
排熱利用の有無 無  
利用先該当しない 
発電容量容量0.00 kW
台数0.00 台
発電効率0.00 %
発電割合(発電容量/契約電力量)0.00 %
排熱利用率0.00 %
総合効率0.00 %
蓄熱槽(導入している場合)形式該当しない 
蓄熱槽設置場所該当しない 
蓄熱容量0.00 立方メートル
蓄熱量0.00 MJ
ピーク負荷日の夜間移行率0.00 %
その他の事項概要該当しない 
詳細 

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空気調和の二次側設備

設備の概要インテリアゾーン該当しない 
ペリメータゾーン該当しない 
空気調和負荷の低減に係る事項該当しない 
送風のための動力の低減に係る事項該当しない 
その他の事項該当しない 
年間空調消費エネルギー量0.00 MJ/年
年間空調仮想空調負荷0.00 MJ/年
空調負荷基準値0.00 

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機械換気設備

設備機器のシステムの構築に係る事項該当しない 
制御のシステムの構築に係る事項該当しない 
その他の事項該当しない 
年間換気消費エネルギー量0.00 MJ/年
年間仮想換気消費エネルギー量0.00 MJ/年
換気消費エネルギー基準値0.00 

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照明設備

設備機器のシステムの構築に係る事項高効率照明器具の採用 
制御のシステムの構築に係る事項特になし 
その他の事項特になし 
年間照明消費エネルギー量5,465,918.40 MJ/年
年間仮想照明消費エネルギー量6,823,717.60 MJ/年
照明消費エネルギー基準値1.00 

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給湯設備

給湯方式中央方式 
給湯温度60.00 ℃
設備機器のシステムの構築に係る事項配管:GW20mm(100A以上は25mm)     機器:GW50mm 
その他の事項焼却余熱を利用した給湯システム 
年間給湯消費エネルギー量414,000.00 MJ/年
年間仮想給湯負荷250,000.00 MJ/年
給湯消費エネルギー基準値1.90 

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エレベーター設備

設備の概要該当しない 
その他の事項該当しない 
年間エレベーター消費エネルギー量0.00 MJ/年
年間仮想エレベーター消費エネルギー量0.00 MJ/年
エレベータ消費エネルギー基準値0.00 

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エネルギー利用効率化設備

採用した手法特になし 
容量・効果等 

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全体

設備システム全体のエネルギー利用の低減率(ERR)23.92 %
エネルギーの使用の合理化に関する性能の目標値(ERR) %

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最適運用のための計量及びエネルギー管理システム

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/2

電気、ガス及び冷温熱のエネルギーの量並びに給水量の計量設備の系統別の設置に係る事項概要電気(焼却用・灰溶融用・建築用)、給水メーター(プラント用・冷却水用・飲料用・雑用水用)を系統別に設置した 
詳細 
BEMSの導入に係る事項概要特になし 
詳細 
その他の運用上の事項概要特になし 
詳細 

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地域における省エネルギー

地域冷暖房等

取組状況の評価 (評点/最高点) 適用なし

地域冷暖房区域の指定の有無 無  
地域冷暖房の熱の受入れの有無 無  
その他のエネルギーの効率的利用を行うシステム 
地域冷暖房区域の名称特になし 
契約容量蒸気0.00 kW
温水0.00 kW
冷水0.00 kW

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資源の適正利用

Ⅳ.エコマテリアル

再生骨材等利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1

再生骨材等を利用したコンクリート等の使用の有無 無  
種類チェックなし再生骨材  
チェックなしその他  
 
利用部位 

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混合セメント等利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

混合セメント等の利用の有無 有  
種別チェックあり高炉B種  
チェックなし高炉C種  
チェックなしフライアッシュB種  
チェックなしフライアッシュC種  
チェックなしその他  
 
利用部位地下部の躯体(杭・耐圧盤) 

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リサイクル鋼材利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1

リサイクル鋼材の利用の有無 無  
構造材料への利用の程度チェックなし大半の部位に利用  
チェックなし特定の部位に利用  
利用部位 

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エコマテリアル利用

エコマテリアル利用概要焼却灰スラグの利用(アスファルト舗装のアスファルト混合物、インターロッキング、 
ブロック等のコンクリート二次製品、埋め戻し材の一部) 
 
詳細 
 
 

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オゾン層の保護等

断熱材用発泡剤

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

主として使用する断熱材の種類発泡硬質ウレタンフォーム 
発泡剤を利用している断熱材の有無 有  
発泡剤の種類チェックなしハイドロクロロフルオロカーボン  
 
チェックありその他  
HFC-245fa.HFC-365mfc 
オゾン層破壊係数0.000 
地球温暖化係数950 

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空気調和設備用冷媒

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

採用した空気調和設備の冷媒の種類1種類代替フロン冷媒の採用 
利用場所中央制御室、電気室他 
230.00 kg
オゾン層破壊係数0.000 
地球温暖化係数000 
採用した空気調和設備の冷媒の種類2種類 
利用場所 
0.00 kg
オゾン層破壊係数0.000 
地球温暖化係数000 

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Ⅴ.長寿命化等

維持管理、更新、改修、用途の変更等の自由度の確保

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

維持管理の容易性に係る事項概要工場部分において、メンテナンススペース及び機器搬入ルートを確保した 
 
詳細 
 
 
 
更新、改修、用途の変更への対応に係る事項概要階高:B2-B1・B1-1F:6.0m、1-3F:6.5m、3-4F・4-5F:4.0m、5-6F:4.5m、6-7F:5.5m 
設計荷重:地下2F(ごみピット):6250kg/m2、1F~7F:500kg/m2 
 
階高(基準階部分)6.50 m
天井高(基準階部分)0.00 m
OAフロア高(基準階部分)0.00 cm
設計荷重(基準階部分)500.00 N/㎡

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躯体の劣化対策

取組状況の評価 (評点/最高点) 0/1

水セメント比に係る事項60 %以下
かぶり厚さに係る事項概要建築基準法施行令に規定されている鉄筋のかぶり厚さに10mm割増しして、設計かぶり厚さとした。なお、外部に面する部位については、かぶりとは別に15mm程度のコンクリート増し打ちを施した。 
詳細 
躯体の保護に係る事項概要外壁:タイル貼、吹付タイル 
 
詳細 
 
鉄筋コンクリート造及び鉄骨鉄筋コンクリート造以外の構造における躯体の耐久性の向上に係る事項概要原則として、素地調整後にさび止め塗装を行った。 
詳細 

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短寿命建築物の建設資材の再使用対策等

取組状況の評価 (評点/最高点) 適用なし

構造材の再使用及び再生利用に係る事項概要特になし 
詳細 
内装材及び外装材の再使用又は再生利用に係る事項概要特になし 
詳細 

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Ⅵ.水循環

雑用水利用

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

雑用水の利用の有無 有  
雑用水の利用方式チェックなし個別循環  
チェックなし地区循環  
チェックなし広域循環  
チェックなし工業用水利用  
チェックあり雨水利用  
広域循環方式による再生水の供給区域の内外 外  
再生水の供給エリア名 
原水種別(個別循環方式、地区循環方式又は雨水利用方式の場合)チェックなし洗面所及び給湯室排水  
チェックなし冷却水  
チェックなし厨房排水  
チェックなしプール排水  
チェックあり雨水  
チェックなしその他  
 
利用先チェックあり便所洗浄水  
チェックあり散水用水  
チェックなし修景用水  
チェックありその他  
防火用水 
個別循環方式、地区循環方式、雨水利用方式の場合処理方式沈砂、砂ろ過、塩素滅菌 
計画水量240.00 立方メートル/日
雨水利用の場合貯留槽(沈砂槽を含む。)容量310.00 立方メートル
集水面積6,207.00 ㎡

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雨水浸透

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

敷地の状況扇状地性の台地である武蔵野台地に位置し、ローム層・粘土質火山灰・砂礫層・東京層という順に重なっている。地下水位はGL-3~7mを示す。 
雨水浸透の方法チェックなし雨水浸透ます  
チェックなし雨水浸透トレンチ  
チェックなし透水性舗装  
チェックあり地表面の緑地化  
チェックなしその他  
雨水貯留槽(1100m3)を計画。 
雨水浸透量512.50 立方メートル
雨水浸透の能力24.70 mm/時

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自然環境の保全

Ⅶ.緑化

緑の量の確保

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/

東京における自然の保護と回復に関する条例チェックあり第14条に該当  
チェックなし第47条に該当  
チェックなし第48条に該当  
地上部における樹木の植栽等に係る事項計画敷地は都立砧公園に隣接した緑豊な立地である為、既存樹木を極力残し環境保全、周辺環境保護に努めた。樹種:ケヤキ・サクラ・ヒマラヤスギ等 
地上部の樹木の植栽等のなされた部分の面積(A)10,273.00 ㎡
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(B)2,701.91 ㎡
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準に対する割合(A/B)380.21 %

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

建築物上における樹木、芝、草花等の植栽に係る事項管理部門の屋上に植栽し断熱効果を図った。屋上緑化樹種:ハナカイドウ、エレガンテシマ等 また、壁面を緑化し、周辺からの眺望を考慮した。壁面緑化樹木:ヘデラ類等 
建築物上の樹木、芝、草花等の植栽のなされた部分の面積(C)2,552.30 ㎡
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(D)1,011.87 ㎡
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準に対する割合(C/D)252.23 %

取組状況の評価 (評点/最高点) 1/1

建築物上における樹木の植栽に係る事項植栽の有無 有  
概 要管理部門の屋上に植栽し断熱効果を図った。屋上緑化樹種:ハナカイドウ、エレガンテシマ等 
建築物上の樹木の植栽のなされた部分の面積(E)421.67 ㎡
東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則の基準面積(F)202.37 ㎡
東京都建築物環境配慮指針別表第一の基準に対する割合(E/F)208.36 %

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動植物の生息・生育環境への配慮

動植物の生息・生育環境への配慮概要既存樹木を極力残し環境保全、周辺環境保護に努めた。 
既存樹木(約200本)を既存利用した。 
 
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外部熱環境の改善

地上部及び建築物の被覆への配慮

地上部及び建築物の被覆への配慮概要特になし 
 
 
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(問合せ先)
東京都環境局 都市地球環境部 環境都市づくり課 建築物係
〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1 第二本庁舎8階
TEL:03-5388-3536 FAX:03-5388-1380
メールによる問い合わせは↓
building@kankyo.metro.tokyo.jp